7月 18 2011
∞
“
他にも多くの調査結果や症例があげられている。WHOの判断はこれらの調査を総合して出したものであり、携帯電話の電磁波が健康に影響を及ぼすことは、少なくとも微量放射線の影響よりは科学的に確かな事実である。したがって20mSvの放射線の影響(発癌率の有意な増加は認められない)に大騒ぎする孫氏が、脳腫瘍の発症率を有意に増やす携帯電話のリスクを否定するのは、ダブル・スタンダードである。
私は、ソフトバンクが携帯電話をやめろといっているのではない。逆である。原発から出るガンマ線も携帯から出るのも電磁波であり、リスクはゼロではない。前者だけを誇大に騒いで「人命を守るためには何兆円コストをかけてもいい」などというのは、リスクを減らす社会的コストを考えない極論である。携帯電話も原発も、リスクを管理して使うしかないのだ。