メタキャストCVの日々雑感

10月 01 2011

彼が日本人の特徴として指摘するのは、物神崇拝の傾向である。キリスト教では、神は現実の世界から隔絶した超越的な存在だが、日本では霊魂は物質に「臨在」するとされる。それは生きている人間だけではなく、「御神体」や「三種の神器」のような物体にも宿る。「空気」はこのように物体に臨在する力である。

こうした伝統は現代にも残っており、公害をもたらす「悪い物質」とみなされると、安全基準を無視して徹底的に排除される。ごく少量のダイオキシンを除去するために全国のゴミ焼却炉が1兆円かけて廃棄され、健康被害があるのかどうかもわからないカドミウムを除染するために8000億円も費やされる。その費用対効果は問われない。有害物質は存在の許されないケガレだからである。

池田信夫 blog : 放射能という迷信 - ライブドアブログ

80年代のケガレ代表格はHIV、90年代ダイオキシン、00年代BSE、そして10年代がセシウムということかと。実際の致死リスクとは全く別個の事情で人間はいつの時代も仮想敵が必要なんだろうな。

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